さて先日、自分の体臭が原因で大好きだった花火大会を嫌いになった話をしました。
で、30代過ぎたオッサンがウジウジ悩んでいたわけです。でも、対処法が分からない。だって、
自覚症状が全くないから。
これは、四六時中発している自分の体臭に鼻が慣れてしまっていることが原因です。だから、自分の体臭を知るためには以下のような方法で確認するしかありません。
- 家族や親しい友人に確認
- 病院で確認
- においセンサーで確認
で、今回は①の「家族や親しい友人に確認」した話を記事にしたいと思います。
彼女に相談した結果
まずは、両親以外を除き世界で一番信頼していた彼女に相談しました。
というより、花火大会で彼女に迷惑をかけてしまったので、この問題は2人で真剣に向き合わなければならないと思っていました。
で、恐る恐る彼女に聞いてみたところ、、、
臭くないよ。
という予想外の返答。さすがにそんなはずはないと思った私は問い詰めるように聞いてみると、、、
本当に臭くない。会社には○○君(私)より臭い人いっぱいいるし全く気にならない。
と言われました。
あんなことがあったのに・・・
なんだろう。全く信用できない。というより意味が分からない。でも、誰よりも優しい彼女です。きっと私を傷つけない為に嘘をついているんだろうと思いました。
でも、そんな気遣いをされても問題解決にはなりません。理不尽と分かっていながらカッとなってしまった私は、荒い口調で、、、
俺がこんなに悩んでるのになんでそんな嘘をつくの?
と彼女に言いました。すると、、、
私は、誰よりも体に対するコンプレックスが激しい人間だから、○○君(私)が悩む気持ちは凄く分かる。そんな真剣に悩んでいる人に対して気休めで嘘をつくようなことは絶対しない。心外だ。
と泣きそうになりながら言われました。
なにも言えません。私は彼女を人間として心から尊敬していました。だから、言われた瞬間は彼女のことを信じてみようと思い話を終えました。
・・・
後日、彼女の言葉を思い返してみます。すると、やっぱり腑に落ちない。
- 花火大会の出来事は一体なんだったのか?
- たまたま、その時だけ体臭が激しかったのか?
- 彼女の鼻がおかしいのか?
という疑問が頭を駆け巡ります。
でも、私は風呂に入らないなんてことは絶対にありませんし、お酒を飲み過ぎたわけでもタバコを吸いすぎたわけでもありません。いつも通り。だから、その時だけ特別臭かったわけではないと思います。
また、皆が臭いと思っていても彼女だけは匂わない?とか、臭いと思っていても好きだから許せるのか?とか・・・いろいろ考えました。
そんな時に知り合いの言葉を思い出しました。
以前、ワキガの男性と不倫している好きな女性がいました。その女性曰く、
ワキガだけど好き。むしろ、ワキガで女が他に寄ってこないから、その人がワキガで嬉しい。
と言っていたのを思い出しました。
また、別の女性はワキガの彼氏に対して、
好きだったら臭くても愛せる
と言っていたのを思い出しました。
彼女もそうだったのか?
考えました。
・・・
結局、私には彼女の気持ちが全く理解できませんでしたし、今になって思い返してもやっぱり分かりません。ただ、彼女には間違いなく、、、
「臭くない」
と言われました。これは紛れもない事実です。
友人に相談した結果
次に親しい友人に相談しました。
結論は同じく、、、
臭くないよ。「嫁も臭くない」と言ってた・・・
もし、○○の事を臭いと思っている人がいるとする。でも、それはほんの一部。10人中1人か2人いるかいないかだよ。皆に好かれる人なんているわけないんだから、それと同程度に考えるべき。
と言われました。
素直に嬉しかったです。でも、友人は私が汗をかいたときの匂いを知らないので、今いち納得できません。そして、そこで反論して面倒くさい奴と思われるのも嫌なので否定はしませんでした。で、相談終わりに、、、
とりあえず臭くないんだから、新しい彼女をさっさと作れよ。なんなら嫁の友達を紹介するよ。
と言われました。
丁重にお断りしました。で、丁重にお断りした結果、怒られました。この話もダメな私が前面に出ているので後日、記事にしたいと思います。
・・・
ちなみに、1ヵ月程前の話です。
アルコール依存症・体臭・ハゲ・毛深いというコンプレックスを抱える私に、友人は、私に彼女ができると思っているらしい・・・
なんか少し笑えます。もしかしたら、私の悩みは大したことないのでしょうか・・・
ですが、友人にも間違いなく、、、
「臭くない」
と言われました。これは紛れもない事実です。
母親に相談した結果
最後は母親に相談しました。物凄く勇気が必要でした。
これも1ヵ月程前の話です。30半ばの独身男が母親に自分の体臭について相談しました。なんか、笑えてきます。でも、それだけ悩んでいるんです。
実家は新幹線で2時間位。結構離れています。で、久しぶりに自分から電話したらこんなに重い悩み相談。母親は苦痛だったと思います。でも、私の悩みを全身全霊で受け止めてくれました。
タバコ吸ってる時は臭かった
今は臭くない
汗かいても臭くない
お酒飲んでも臭くない
鼻の利く私が言うから間違いない
臭かったら絶対に言う
と物凄く安心できる言葉を貰いました。本当に感謝です。泣きました。本当に泣きました。私は、なんて幸せなんだろうと思いました。そして、、、
そんな事で悩んで辛かったね
そんな事ばかり考えて何も楽しくないでしょ
別の事を考えなさい
明るい未来を想像しなさい
と言われました。
本当に親のありがたさに感謝です。
金銭面では頼ってませんが、こんなくだらない相談をして、こんなことを記事にするような愚息を心配しないわけがない。おまけに体臭に関しては、先天的な面あると思うので親が自分達の責任と考える可能性もあります。そんなことを考慮せずに、ただただ自分の気持ちだけを優先してしまったこと。
本当にダメなやつだと改めて実感しました。
唯一の救いは先日、母の日と父の日に見栄張ってプレゼントを送ったことです。何もせずに相談だけしていたら、本当に自分を許せなかったような気がします。
だから、早く結婚して子供作って親を喜ばせたいと思いました。というか、その前に親に自分は楽しく生きてるよってことをきちんと伝えられるようになりたいと思います。
ですが、母親にも間違いなく、、、
「臭くない」
と言われました。これは紛れもない事実です。
相談した結果、私は自臭症ではない
今回は、彼女、友人、母親に自分が臭いかどうか相談した結果を記事にしました。
皆に「臭くない」と言われました。
正直、相談したあとは本当に自分は臭くないんだと思いました。
でも、本当にそうなのでしょうか?
日が経つにつれて半信半疑になってきます。自臭症かよ?と思われるかもしれません。でも違うんです。なぜなら、現実で、、、
「臭い」
と何度も言われた経験があるから。それも同じ人・場所じゃないんです。全く違う人・違う場面で言われた事があります。花火大会の出来事だけじゃないんです。
自臭症の方は、私と同じく家族や友人に臭くないと言われています。でも、決定的な違いは「臭い」と面と向かって言われた事があるかどうかです。
だから、私は恐らく自臭症ではない。現実として汗をかいたら臭いんです。勿論、親や友人を信じていないわけではありません。だけど、この相談に関しては私の中で納得いかないのが事実です。
では、この先どうすればいいのか?
結局、基本的なことに立ち戻り、以下のことを気をつけるしかありません。
- 野菜中心の食生活
- 適度な運動
- 断酒
- 早寝早起き
そして、もう一つ大事なのは
- 人と談笑すること
- 仕事をしっかりすること
です。これさえできていれば、現実として私が臭くても前向きに生きられる気がします。多少、臭くてもいいじゃないか。大事なのは
「臭くても愛されるかどうか」
だと思います。
私は、今愛してくれる人達を大切にしていきます。
コメント