ネットビジネスの紹介記事のようになってしまいました・・・
ですが、これは実際に起こった私の友人の話。
私の知り合いに田舎町でスナックのママをしている友人がいます。
20代の頃はキャバクラで数年間働いていましたが諸事情で引退。ですが、またまた諸事情で水商売に戻ることになりました。
最初は同じくキャバクラで働いていたそうですが、オーナーに実力を認められ3ヵ月程でスナックの雇われママになりました。それからたった3ヵ月間で月の売上は300万円超え。
月収は100万円を超えてしまったそうな・・・
なぜ、こんなことができたのかを実際に聞いてみました。
月収100万円超えの凄さ
不景気不景気と言われるけれど、やはり今でも水商売は儲かるイメージですよね。
実際、水商売で100万円なんて普通と思われるかもしれません。でもそれは、歌舞伎町とか銀座とか大都会の話だと思います。私も詳しくは分かりませんが・・・
でも断言できるのは、都会とは到底言えない田舎町で水商売にブランクもありながら3カ月で100万円を超えるなんて、今のご時世では奇跡だと思います。
このママの100万円達成までのハードルを挙げてみると下記のようになります。
- 田舎町のスナック
- 30超えで5年以上のブランク
- すぐに呼べるお客様は皆無
- たった3ヵ月で売上倍増
- 誕生月は含まれていない
- 容姿は特別美人ではない
しかも特別な美人ではないんです。勿論これは私だけでなく男女問わず総合的な意見です。なによりママこそが自分の容姿自体をしっかりと武器として捉えていることも成功の要因なのかもしれません。
では、実際に3ヵ月で月収100万円を超えた理由はなんなのでしょうか?
3ヵ月で月収100万円を超えた理由は?
オーナーと仲が良い
まず一番の武器はオーナーとの仲が良いことだそうです。
もともと、この店はママが働く前もスナックとして営業していたんです。ただ出勤する女の子がいない日は店を閉めていたみたい。そこに私の友人がママとして雇われたわけです。
だから、女の子を集める手間や店を始める時の費用は掛かっていないんですね。また、近くに系列店も多い為、混雑時などは紹介でお客様が入ったりすることも利益に繋がる要因となっています。
「そんなコネがあれば誰でもできるよ」
と思うかもしれません。
でも、オーナーとママは親戚でもありませんし、昔からの知り合いでもない。ただ、3ヵ月前に仕方なく面接に行った店のオーナーだったという繋がりだけ。そこから3ヵ月で実力を認められたとなれば、やはりママには力があるんです。
特別な美人ではない
2番目の理由としては、このママが特別な美人ではないこと。
そして自分という人間をしっかりと理解しているので、どんな人に対しても見下した態度を取ったり不満を口にしたりしない事です。
「そんなの接客業なら当たり前だろ!」
と思うかもしれません。でもそういう方に逆に聞きたいです。
「本心がお客様にばれていないと本当に思ってるの?」
と・・・
ママによれば、、、
うちの店は、ばれてないと思い浅はかな行動をする女の子が多い。
だから、「自分にもそういう部分があるかも」という理由で若い女の子から指摘してもらえるような環境作りをしています。それにより、いついかなる時も慎重な行動をとるよう注意する癖がついた
そうです。
そして、思わぬ副産物として女の子から注意されても素直に受け入れる態度が、より深い関係を築けるキッカケになったようです。
また、連絡がマメなこともお客様獲得には大きな影響があるみたい。
とにかく、連絡してもOKな人には朝・昼・晩、毎日のようにLINE。そして、来たLINEの80%は即返し
だそうです。
毎日が忙しく、寝る時間を十分に取れないが為にできる芸当です。疲れてはいるみたいですが、その素振りを全くお客様に見せない努力は圧巻ですね。
客単価が低い
3番目の理由としては「客単価が低いこと」です。
ママの悩みは、
お客様に飲ませてと言えないことなんです。
「マイナスポイントだろ!」
と突っ込みたくなるかも知れません。でもこれは、ある意味メリットだと思います。店側としては、お客様から飲みの物をもらうことで店の売り上げは上がります。ですがそれは店側の都合です。
確かに、銀座やら歌舞伎町やらに行けば、とにかく高いお酒を飲ませることが一種のステータスなのかもしれないので、接客する側もされる側もWIN WINの関係が築けるわけです。
でも都市の大多数は田舎町。ちょっとくらい見栄を張りたい気持ちはあっても基本的には、安く楽しく飲みたい方が多いはず。そしてママがそういうスタンスならスタッフの女の子も同じ。結果的には、「お客様の行きやすい環境を作れていること」になり、リピーターが増えているわけです。
ですが反面、
オーナーからは
客単価が低すぎる
と文句を言われるそう。確かにオーナーからすれば売上は良いに越したことはありませんし、ママ自信も逃げ腰の部分は認めています。だけど、
気が小さい私を可愛がってくれるお客様がいることは間違いないから、スタイルを変えるつもりは無い
と断言していました。
・・・
・・・
・・・
本当に気が小さいのでしょうか?
まとめ
以上、田舎町のスナックで3ヵ月で月収100万円を超えた話についてまとめてみました。
こうして文字にしてみると確かに常人にはできないことですが、特別なことは一つも無いような気がします。だけど現実の話なんです。
ただ、普通の水商売の人と違うなぁと感じたのは、やっぱり「気が小さいこと」です。
「それでやっていけるのか?」
と思うのは、私だけではなくお客様も同じで、そういう人物だからこそ「助けてあげよう」という気持ちになるのかもしれませんね。
もしかすると、それを逆手にとってお客様の心をつかみ続けている可能性も考えられます。
本当のことは彼女にしか分かりませんが・・・
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